不感症だ。いや違うんだけど。いつそんな浜辺に打ち上げられた遊泳魚になったんだよ自分は。
今年もそろそろ24時間テレビ(変なところで凝り性であるが気にせずに)の季節だ。
私は24時間テレビを所謂"感動ポルノ"だと認識している。というか、正直に言うと嫌いだ。私は差別主義者ではない、と思うけれど、差別になっちゃってるのかもしれない。ごめんね。
感動ポルノについてはこちらからどうぞ
グチグチ言わせてもらうと障害者という文字を害という文字があるから不適切、碍とすべき、みたいな考え方も嫌いだし(行動に障害、ハンディがある、という意味が分かっていないやつが悪い)、そんな大きなハードルがある人にわざわざ山を登らせたり、海を泳がせたりするプログラムはもっと嫌いだ。本人が望んでいたとしてもそれは別に24時間テレビでやらなくてもいいし。感動という言葉は、それを言う人たちが障害者に対して持っているイメージ、『何もできない人間だ』というものの裏返しなのではないかと思う。障害者が何か成し遂げたから、大きなハードルを越えたからなんだって言うのだろう。別に障害者じゃなくても山を登れたら十分すぎるほど凄いし、海峡を渡るのだって並大抵の事じゃない。それを、
"あえて障害者に困難なことを達成させて、「自分は五体満足だけど、障害者の人はこれよりもっと高いハンデを乗り越えたんだな」なんて感動と差別意識を助長させる"
ことは、最早、絶対的な悪なのではないかとさえ思う。
ダウン症の人にわざわざパーフェクトヒューマン(だっけ?)を躍らせたり、頭がおかしいとか思えない。
色んな被災地の復興支援とかのためにマイノリティー(?)と俳優やアイドルを餌にしてチャリティー番組をするのも自由だけれど、チャリティーは慈善で行われるべき活動であってギャラのためにやるものじゃないからな！？と、私は言いたい。
いいんだよ？俳優やアイドルが出てきて協力を求めても。いいんだけど、
その金は困っている人を助けるためという善意のお金であって偶像へのお布施ではない
ってことを認識してほしい。腐敗しすぎだ。
なんかよくわからない社会悪に怒りすぎるのもアレなので、本日はこれまで。
最後まで読んでくれて私のことを差別主義者だと思う人がいるのならば、その人も同様に差別をする人だということを忘れないでいてください。
干渉は我儘だ。
