鍋の中は空だった。 ほかほかご飯を期待し帰宅した私にとって、それは死刑宣告に等しいほどの衝撃だった。 犯人は分かっている。兄だ。兄が、鍋に入っていた家族4人分のカレーを平らげてしまったのである。勿論、マトンカレーではなく普通のカレーである。私…

ここの所、毎日外出しているような気がする。忙しいのは好きではないのに、どこで変わってしまったのだろうか。美味しいものを沢山食べて、花火を見て、これからどうしたいかを考えて。 生きる意味が見出せないまま無駄を自覚して生きてきたのに、無駄を考え…

この前、とある時に、とある所で、この世で最も忌むべき存在を再び見てしまった。 そう、メンヘラさんである。 それもただのメンヘラでなく、牛丼でいうと特盛、巨人でいうと奇行種という感じに特別にレアな存在、サークラ系メンヘラさんだった。 (実を言う…

将来住むなら、都心に出やすいところがいい。ついでにディズニーに行きやすいところ。 今住んでいるところの最寄り駅スタートだと、始発で出てもディズニーに着くのは7時過ぎになってしまう。これだと遅くてとても並ぶことなんてできやしない。だから、近い…

突然の雨に降られて、近くの、恐らく長らく使われていないであろうなんだかよく分からない倉庫(?)部屋で、雨宿り。 しとしとという音と、君の髪から滴るぽたぽたという音が違ったリズムで床を打っている。 「このまま誰も来ないかも。」 ああ、誰も来なけれ…

天高く馬肥ゆる秋！\ドーン / だ。空は青々として高く、そして、夜の空は誰かが空を今でも押し上げてくれているおかげなのではないかと錯覚してしまうほど洞々と黒を湛えているのである。 ハイ。そんなポエムをつらつらと書いている間にチョコを食べてました…

私は歯並びが悪い。だから笑う時に口を開けるのがとっても苦手だ。写真を見た時に、不揃い過ぎて嫌になる。矯正したい。 生憎、そんなお金はお家にないけれど。 寝ている時に歯ぎしりをしたりしないし、歯茎が特別腫れたりはしないけれど、それでも不自由し…