2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

塔の上のシュレック

誰もいないエレベーターに乗り、迷わず1番上の階のボタンを押す。ドアはほどなくして閉口して、私だけを口の中に入れたまま建物を登って行く。こんな暑い日に1人だけを乗せて動くのか…という声が聞こえそうだ。だから閉口だ。エレベーターの中は程よく(程よ…

飛べない羊 泳げない魚

お題「恋バナ」 (恋バナかな?) 素直に恋バナをするとまた黒歴史がどばどばと悪意の奔流を持ってして流れ出てしまうので、ここではちょっとだけ『愛』について考えたいと思う。 全部自分本位の考えだけれど、『恋』と『愛』の違いとは、相手に見返りを求める…

猫SF

暑い。しかも今日は湿度が高い。長く伸ばした髪が汗を含んで肌に張り付く。最悪だ。 ふと、小さくて埃っぽい部屋の話を思い出した。 高校生の時、1年生の時に使う昇降口の隣に開かずの部屋があった。本来入り口であるはずの場所は壁に塗り固められていて、さ…

雨が好きだ。 しとしとと降っている優しい雨は、つめたくもあり、あたたかくもある。柔らかい絹糸に包まれている感覚と、冷たい"におい"が鼻腔から入ってくるのを感じる。 ザーザーとした雨は激しい音とともに瓦を穿ち、雨樋を伝って流れていく。周りの雑音…

マドラー

音楽を鬼のようにリピートしている。 鬼のようにってなんだ。泣いてるのか?笑ってるのか?金棒を持ってるのか?不思議だね。フシギダネ。 自分の中だと今日はこの曲!みたいなのって、ある程度周期がある気がする。 取り敢えず、今聴いているのは またプリ…

ココロ、カラダ、ゲンキ。

Tシャツを着た。そんでもって、外に出た。 暑い!!!!!!!!!!!!!!!!!! アホかと思うほど暑い。黒髪の地毛が光で真っ白になってしまうくらいに強い日差しと、コンクリートの揺らめきが私に大人しく家にこもっていろと警笛を鳴らしている。だが…

「まあちょっと来てごらんなさいよ、くたばってますよ。あすこに伸びてます、くたばって」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 羊飼いは神や指導者や預言者、羊は導かれる信徒を表している。どこかのだれかが開いた、迷える仔羊のための宗教の話でいうとそんな感じ。私には宗教の話はさっぱりだ。高校や大学の学習で少しずつ堆積してい…

時間は糸なのか。 道なのか。  それとも、地層なのか。

ぼーっとすることが増えた。 この記事を書いている時間、既に私はご飯を食べて、お風呂に入ったはずなのだが、何を食べたか思い出せない。そうだ、トマトだ。ナウでヤングな羊に人気のトマト。上から読んでも下から読んでもトマトだ。トマトを食べたんだった…

空は文句のつけようもなくぱっきりと青く、肌に感じる水はあたたかく、体はとても軽い。 私は今、1人だけで光の海に浮かんでいる。

私は羊の耳がとても可愛い存在だと認識している。よくある角だとか、毛だとかではなく、耳だ。耳を羊が痛く感じない程度に引っ張って、耳をフーフーと吹きたい。いじめかよ。あの細長くて白い、それでもって薄くて西日がが射すと、しっかり血が通っているこ…

ときおり、影が見えた。 人の形をしたあやふやで、不気味な影。

羊が育つには岩塩が必要だという話をした。 次は美味しいマトンカレーになるための美味しいラム肉になるために必要な、牧草の話をしたいと思う。 羊は好きな草を食べる。不味いものを食べる事は無駄だからだ。人にもそれが言える。1度不味いと思ったものを2…

『恋とは、もう片方を探す旅だ。』

恋とは、巡り合わせである。どこかで読んだ本にそう書いてあった。自分の語った恋愛経験を思い出してみよう。 アメブr………私はここで思考が止まってしまう。悪い習慣だ。オイ。 旅なのだから、「私はここに住む!」と決まらない限り別れは惜しまれつつも避け…

光が怖かった。 外からの光が入ってくると、いっしょにたくさんのこわさがやってくる。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。プリキュアおじさんです。 いや、youtuberかよ!はい、自重します。 今日も人生がにわかに楽しく、にわかにつまらない。私の人生には常に雨が降り注いでいる。 いきなり陰鬱な話で大変申し訳ないのだが、ぶっち…

「眠れないんだ」風もなく茹だりそうな夜に君の声が耳元で揺らいだ

羊が数を増やす為に行うこと、そう、子育てだ。今回は、子育てに(恐らく)役に立たないであろう話をつらつらとしていきたいと思う。 最近、イクメンだの、性差だのと高尚な事が述べられがちだが、私が言いたいことは1つだけだ。 プリキュアを観ろ!!!!!…

われわれは、新しいものの中にではなく、習慣の中に最も大きな快楽を見いだすものである。

それはマトンではなくマルトだ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 羊が今までにした話を思い出してみよう。 カタコトの日本語の話 (元)彼女の親にアメブロを特定された話 ポエム う〜ん…なんか……くさい………? かなりカレーくさかったりポエム…

おとなは、だれも、はじめはこどもだった。

羊は考えた。 "大人ってなんだろう。" 角が巻くようになったら大人? 大きくなったら大人? 20年生きたら大人? 高校を卒業したら大人? 大学を卒業したら大人? 大学院を出たら大人? お酒を飲めるようになったら大人? タバコを吸えるようになったら大人?…

「それじゃ結構だ。疲れきってしまわないようにすることだね。そうでないと、車輪の下敷きになるからね」

"マトン" と言われて、何を最初に思い浮かべるだろうか。 鍋つかみ、あなたはそう答えるかもしれない。 それではミトンだ。 最近流行りのアイツ、そう答える人もいるかもしれない。 それはチョコミントだ。 どんどん話が流れてしまっている。訂正せねば。 迷…

美味しいマトンカレー

希死念慮に囚われている。 今でも交流のある数少ない友人たちと、インドカレー屋に行った時の話だ。 当時の我々は世界史学習にハマっており、インド文化の一端にでも触れたい、そう思っていた。 店内に漂う香辛料の香り、片言の日本語、つられて片言になる自…