今日は山から光が飛んでいた。 山の向こうに沈んだ太陽が山の影をしっかりと映していて、その影の線が空を二分するかのように真っ直ぐと伸びていた。 橋の上で一時停止した電車の窓からその景色を食い入るように見つめていたのは自分だけだった。誰も彼も彼…

インスタグラムとかの広告でかっこいい腕時計とかが出てくると、ついついホームページまで飛んで物色してしまう。特に買ったりする予定はないのに。 私はシンプルなものが好きだ。時計は丸かったり四角かったりする盤の中で時間を表現するものだから、自然と…

愛を伝えたいという言葉があったり、愛を込めるという言葉があるように、何か2文字の次があるんじゃないかって、そんな気がしてしまったり、ウワーーーーーーー、

藤と葛みたいに１つの言葉にしてしまえば

好きな人、好きなものには、心を尽くしていきたいと思う。 どーでもいいことに気を取られていると、足元に大きめの罠があることに気が付かない。どーでもいい人の発している100グラムの綿くらい軽い言葉でさえ、大きな雑音だ。 余計なお世話だ。 アドバイス…

頭の上に重く雲がのしかかる。ギリシア神話でいうとガイアとウラノスが抱き合う地点に、私はいた。 おやすみ。

無理は良くない。無理をすると吐き気めまい頭痛が同時に襲ってくる毎日になるし、そのせいでおちおち顔を上げてもいられない。 無理をするとマイナスな事が多いから自分にご褒美をあげて適度にバランスを取ったり、体を動かしたり、そんなことをしてみると良…

厚い雲が街の上を覆った。僕はマフラーを少しだけたくし上げて、顔が誰にも見られないように、そして、雲の重さに絶望しないように下を見ていることにした。 『どんより』という表現が何より似合う湿度、光度だった。 時間が進むことしかできない不可逆な存…

わすれました。

ものを書くときにテーマを決める。 写真を撮ったあとにキャプション(タイトル？)を決める。 物事にはなんでもタグを貼っておかないと、誰かが勘違いしてしまう。自分の伝えたいことに1番近い言葉で、尚且つ遊び心9割9分で言葉を選ぶ。今日のテーマはきっと明…

寒い時でも、好きな人と手を繋ぐとすぐにあつくなる。 冷たい手を握る。 好きな人との境界が曖昧になっていって、自分が自分じゃないような、いや、自分と自分じゃない誰かが混ざっているような気持ちになる。気持ちいい。 月の近くを踊っている赤い星を見て…

コーヒーが飲むのが苦手だ。 苦いし。ウフフ。 今日、バイト先に来たお客様から、差し入れのコーヒーをいただいた。正直、とても嬉しかった。あまり褒められたものでは無いかもしれないが、しっかりと貰ってしまった。 責任を持って、最後まで飲み干した。ブ…

ハロー！今日は、ワタシの苦手な英語のハナーシ！ はい、真面目に。 英語が苦手と言っても、嫌いなわけではない。洋画だってたまに観るし、聞こえてくるジョークとかも面白いと思う。何事も憶えるのは得意な方だから単語を見てるぶんには苦も感じない。 正直…

最近の気温差が激しすぎる。普段布団の中でぬくぬくしている私だからこそ 「さみーーー！！」 と、言いながら冬を先取りしたような羊毛の纏い方をして何とかなっているが、忙しかったり、きっと自分で思っている以上に余裕が無かったりする人は(うちの猫も含…

タピオカ美味しい！と思い始めたのは去年の夏頃だっただろうか。それまでは、「え〜！これアレじゃん！！！田舎に帰った時に見るカエルの卵じゃ〜〜〜ん！！！！！」ってなっていた。 それに値段がとてもお高く感じるためにあまり手を出すことはなかった。 …

うわーーーーーーーー、今日15時間くらい寝た気がする… 最高だーーーーーーーー！！！！！ 今日の空を見ていない事を除けば… 最高の日曜日！日曜日はお休みにしようって決めたどっかの宗教の開祖に感謝だ！信仰しているわけじゃないけど！！神も休めって言っ…

今日を超え、明日を超え、明後日を超えれば約束の日、なんて事があるのはとても幸せな事なのだと思う。 砂漠のきつねのように毎日の約束があるわけではないけれど、不思議と自然に結びついているし、声が耳の奥でわんわんと響いている。1分1秒が経つ度に、1…

揺れた。週末は彼女の家で。

今日はお休みです。とても楽しかったので。

インカレをする、という言葉がある。今考えた。インカレとは、インドカレーのことである。決して、決して、自分の事を特別だと思っている人たちが大学の垣根を越えて集まるアレではない。カレーは美味しい。ネパール人なのかインド人なのか時折分からなくな…

飛び出し坊やの存在は、都市伝説だと思っていた。それか、漫画の中の架空の存在だと。 関西圏では１つの曲がり角毎くらいに出てきてびっくりした。飛び出し坊やが、毎度毎度次回に飛び出てくる。 今回も、時間ぎりぎり。

きらきら光っていたような気がする。流れは穏やかで、とても静か。さわさわとした風が首の後ろを通り過ぎたような気がして、思わず視界が水彩絵の具みたいに滲んだ。 最初、激しかった水が急に開けたところに出た。水の息継ぎが聞こえた。

沢山の気持ちが募って、あぁ、埃もここまで積めばここまで高くなるものだなんて思ってしまった。人間関係を真っさらの白紙に近い状態まで戻して始めたのが大体半年も前なんだから驚きだ。有り体に言えば、長いようで短かった。待つ日もあったし、待たない日…

猫がえづいているのを見たことがある。 ひょこひょこ、ひょこひょこ、と不格好に首を動かして、なんとか自分のお腹に溜まったものをもどしていた。

ムカムカすると勉強が捗る。ムカムカしないと、勉強は捗らない。実に難儀な性分だ。 実は、と言うかなんと言うか、私はあまり感情の起伏が激しい方では無い(と自分では思っている、プリキュアは別腹である)ので、何かにつけて上からものを言う人や、ニヒリズ…

頭からセーターをすっぽりと被って、会社まで向かう。そのルーティーンが、私の中では愛すべき実態を伴って、半ば恋人のように寄り添っていた。机の引き出しを開けて中を覗き込んでみると、書類の山、ペンの山が2人で仲良く交わっていて、私はなんだか面白く…

昨晩は、風が強かった。 驚く事に、風が強いと興奮する人もいるし、ちょっと怖いと感じる人もいる。私は後者で、前者はあなた。 風の音に遮られて、少しだけ声が大きくなる。 「雨が強いから今日は帰れないね。」 と、どこかの漫画でやったようなセリフが聞…