赤と青と白、色とりどりの過去

今日は火星が最接近していて、次に近づくのは17年後だとか。スゲー。

火星と言われてすぐに思い浮かべるのは何だろう。クラシック?それともギリシア神話?どちらのイメージにも赤が付いてくるからなんだか赤が正しいのかもしれない。

なんとかかんとか。

今日は宇宙とか空とかの話をしようと思ったけれど、専門分野でないのであまり立ち入った話はできない。高校時代の話をしよう。

私は高校生の時に陰キャ最大手である天文部に入部しており…なんか自分でいうの相も変わらず悲しくなるなあ。機材の使い方とかはあまり触れずに(それでも望遠鏡くらいは使えるようにやりつつ)陰キャライフを満喫していた。

星を覗くよりも俯瞰する方が好きだった。星の生活をこっそり覗き見るより、いつもよりいっそう輝いている星と夜の闇に包まれてこっそりと森の奥に消えてしまいたかった。何か記録を付けるだとか、ポエムを詠むだとか、そんな無粋なことはやらずにただ星を見ていた。多分真面目にやっている人から見たら失格なんだろうけど。

星との対話とかそういう難しいことを考えることも、自分がちっぽけな存在に見えることもせずに、ただ、ぼーっとしていた。

ぼーっとしているうちにすべてが終わってしまった。

 

時間は今なはずなのに、自分たちに届いている光は今のものじゃないの、素敵だと思わない?

光だけ見ていたら目が潰れちゃうから距離のことも考えてあげないとね。

 

これを見たら、空に手を伸ばしてみてください。何か変わるわけではないけれど私たちの空は繋がっています。

 

朝と夜の境界を飛び越えて星を見るのも面白いのかも。